がま口財布で堪え忍ぶ

34歳で仕事を辞めた男「ちん」が綴る、さまよえる魂の備忘録です。

リラックスした日々

こんばんは。ちんです。

 

着々と転職の準備を進めながらも、リラックスした毎日を過ごせています。

これも家族の協力があっての事で、本当にありがたいと日々感じています。

 

昨日は、早朝から近所の公園に行ったり、オンボロの自家用車の中に引きこもってシートを倒しながら、図書館で借りた本を音読していました(笑)

圧倒的に集中力がないので、常に居心地のよい場所を求めて渡り歩くクセがあります。

ちなみに、なぜ本の音読を始めたのかは自分でもよく分からないですが、やっているうちに「音読って難しいなぁ~」と感じ始めて、意地になって続けていたら最後までいってしまいました。100ページくらいの本ですが、3~4時間かかりました。

とても平易な表現で書かれていて、読書が苦手な私でも目で追うだけでスラスラと読めるお話でしたが、いざ音読すると「滑舌やテンポの悪さ」「誤読」などが気になって、いつのまにかアナウンサーの訓練みたいになってました。

でも、音読っていいですよね。

昔から「話すこと」が苦手で、特に、文章を組み立てる能力のなさや滑舌の悪さが足枷になって常にコンプレックスを抱いていますが、音読をする事で、口頭での会話や説明に必要な部分が鍛えられるような感じがします。相手の質問に対する受け応えとなるとまた別のトレーニングが必要なのでしょうが、自分から発語・発話するための基礎的な力を養うにはシンプルで良い方法かもしれないなと思いました。時間はかかりますが、定期的にやっていこうと思います。

で。一体何を読んだのかと申しますと...(アフィじゃないですよ!)

 

カモメになったペンギン

カモメになったペンギン

 

 

とある学校の先生からご紹介頂いた本です。

「南極に棲むペンギン」たちが主役の寓話形式の自己啓発書で、内容は「(ペンギンたちの棲み処である)氷山が今にも瓦解しそうだ!」という大きな危機を前に、物語の中核を担う5羽のペンギンたちが群れ全体(=組織)に変革を起こし、内外で起こる様々な課題に対処しながら危機を乗り越えていく、というものです。平易な表現かつ100ページ程度に収まっており、ビジネスマンから高校生まで幅広く読まれているそうです。常々思いますが、このようなテーマをシンプルに寓話形式に落とし込める著者の知性や創造性、構成力、そして筆力には脱帽します。

おっと、肝心なことを思い出しました。

この本は「読んで終わり」ではなく、実際に自分の身に起こっている危機を前に「どのように対処するか?」について、本の内容を応用しながら自分の考えをまとめる事ではじめて読了と言える気がします。次回のブログでまとめてみたいと思います。

そして、あわよくば、この本をご紹介頂いた先生(その方はゼミナール科目をご担当されているので、私も勝手に「ゼミ生」と名乗っています。さぞご迷惑でしょう)に添削してもらえないかな...等と企んでいます。なんて厚かましいんや。

ちなみに、良い本なので手元に置いておこうと思い Amazon で探したら、日本語版が1,200円なのに対し、ペーパーバック版がなんと1円(送料込みで301円)だったので、勢いで買ってしまいました。一度、通読しているので「英語版でもまあ読めるだろ」みたいなノリです。しかし安いな...。私の場合、平易な内容の本であれば、中古のペーパーバック版の購入が現在のところベストな読書方法かもしれないです。

 

次回に続く!